この記事は、
『傷ついた「氷河期・ロスジェネ世代」が自己肯定感を取り戻し、“心の雪解け”を目指すための実験的ブログ』となります。
そしてこの 実験的「氷河期ルーティーン」シリーズ では、
毎日の習慣を一週間単位で完結できるように捉え、あなた独自のルーティーン帳簿を作成していただき、その作業結果に点数を記入していくことで自己効力感を高め、日々の生活を整え、心のゆとりを取り戻していただくことを身近な目標としています。
初めてこの記事に辿り着いた方は、まず始めに
をご覧いただき、本シリーズの概要をご覧ください。
また、あなた独自のルーティーン帳簿の作成がボタン一つで簡単に始められるよう、
から無料のテンプレートをダウンロードしていただき、より素早く、そして挫折することなく継続的な生活改善に着手していただけたら嬉しく思います。
不安感と集中力
仕事術についての書籍やサイトは無数にありますよね。
僕も仕事に関する本は幅広く読み、いくつかは実践に取り入れてきました。
多くの方がそうしていると思いますし、これについては業種、個々人の働き方や企業文化、独自の人間関係などの影響があまりにも多岐にわたるため、提案したい内容は最小限にとどめ、僕のワークをご紹介するにとどめたいと思います。
そんな中でも指針となるのは、やらないことを決めて業務に“余白”を持ちながら実践し、点数を帳簿に記入していくことです。
僕は一般的なデスクワーカーなのですが、午前中は数字を扱う作業などの重要なデスクワークを予定に入れ、集中的に作業をしてしまいます。
タスクは日々溢れるように発生していきますが、僕が何年もトライ&エラーを繰り返した結果、あれもこれも気にするのをやめてほとんどの作業は極力シングルタスクで行くことに方針転換しました。
以前はマルチタスクがもてはやされていたので必死に真似していたのですが、冷静に考えれば、すごいスピードでタスク処理の変更を行っているだけです。
作業効率が落ちるのみでなく、これが習慣化してしまうと、次第に集中力の持続が出来なくなってきます。
原始時代はあれもこれも気にしていないと猛獣に襲われたり、生存に不可欠な果物や獲物を見逃してしまうかもしれないので、ひとつのことに集中するのは危険でした。
ですが、現代人は集中力を発揮しないと成果が出しづらい世界に変化しました。
あれもこれも全力で同時行うことが素晴らしいと教育されてきた僕たちが、一方を捨てて、一方を集中するという決断を行うことになります。
これはけっこうウィルパワーを喰う“小さな決断”になるのではないでしょうか。
ただ、膨大な情報が行きかう中、集中して作業する時間を確保するのが難しい時代ですので、僕はテクニックとしてメールなどの受信更新の回数を減らすという“小さな勇気”を出しました。
あなたもメールチェックで半日が終わることがあったりしませんか。
特に朝から面倒な案件のメールが入っているのを見ると、途端にウィルパワーの減少が起こります。
それを防ぐにはメールをチェック時間するを事前に決めてしまい、ルーティーン化することだと思います。
以前に読んだ本では1日2回のみという記載もあり、集中的に仕事をするには素晴らしいと感じましたが、さすがに一般のサラリーマンである僕には難しいので、1時間に1回程度としています。随時メールを見なかった自分の“小さな勇気”を称え、1点追加します。
その他、何か企画案などを自分で作り上げる際には、帳簿にそれを書き出し、書いた以上のことはやらないように意識しています。
どのみち不足の事態が降りかかってくるのはわかっています。そのための心の“余白”を作っておくという意味です。
お昼過ぎには少し眠気が起きるので、場所を移動したり打合せをする時間に当てることが多いです。
これは多くの方に共感していただけるのではないでしょうか。夕方以降くらいには翌日のためにシフトダウンをしていきます。
なお、重要ではあるが急務ではない業務や、思いついた雑事は帳簿や手帳などにすぐ記入しておき、いったん忘れることを自分に許可しています。
いったん忘れれば、心の“余白”を減らさずにすみます。
これを行う際には、発生したタスクの処理時期を瞬時に判断する必要がありますので、少しだけウィルパワーが減少するような肌感覚はあります。
重要度と緊急度を大まかに見積り、“今すぐ決めないということを決める”と心の中で唱えるようにしています。
そしてそれらは週後半の午後にまとめて処理します。
つまりあらかじめ週の後半に雑務を処理したり、翌週のスタートダッシュを行うための整理を行うのが、一週間全体を俯瞰した際のオススメルーティーンです。
図2のように一週間分の業務を見える化しておくことで、記録にもなりますし、必要なタスクを忘れないための備忘録にもなります。
仕事術の中にもルーティーンを取り入れることで、決断エネルギーを温存し、他のことにエネルギーを使うことができます。
また、朝ではなく、退社直前に翌日の作業をメモに書き出すというルーティーン設定でも良いと思います。
僕たちは間食を我慢できない
仕事とは少し話が異なりますが、特に日中に小腹がすいたり、ストレスによりスナック菓子を食べる習慣がついてしまい、間食をやめようとしても途中で断念してしまい、自己嫌悪に陥るというループを経験した方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
僕もつい仕事のイライラを抑えるため、引き出しに入った精製砂糖だらけのスナック菓子類を手放せませんでした。
イライラとスナック菓子、その成分も企業の天才たちがながい年月をかけて作り出した食物兵器とも呼べるもので、その魔力とまともに戦っても勝ち目はありません。
今回も“諦め”ます。
何年も悩んできた僕が辿り着いた結論は、食べるのを我慢することを“諦める”ことでした。もちろんただ“諦める”のではなく、戦うことを“諦め”て、別のものに代替えする選択をすることにしました。
いろんな本やサイトでナッツならば間食に良いというお話は良く出てきますが、個人的なイチオシは無添加で無糖のドライフルーツです。
僕はいつも噛み応えのある無添加のドライフルーツをオフィスの引き出しに入れており、これを食べることで大好きだったスナック菓子を遠ざけることに成功しました。
スナック菓子を食べることを避けられたら1点追加します。
余談ですが、ランチを購入する際によくコンビニでうろうろ何を食べようか考えている人をよく見かけますが、これもウィルパワーの減少につながってしまうので、事前に何を食べるか変えない、あるいは曜日によって決めておくのが良いと思います。
僕のお昼は添加物の少ないサラダに卵と鶏肉が少し入っているもので、毎日同じものに決めています。
コメント