この記事は、
『傷ついた「氷河期・ロスジェネ世代」が自己肯定感を取り戻し、“心の雪解け”を目指すための実験的ブログ』となります。
そしてこの 実験的「氷河期ルーティーン」シリーズ では、
毎日の習慣を一週間単位で完結できるように捉え、あなた独自のルーティーン帳簿を作成していただき、その作業結果に点数を記入していくことで自己効力感を高め、日々の生活を整え、心のゆとりを取り戻していただくことを身近な目標としています。
初めてこの記事に辿り着いた方は、まず始めに
をご覧いただき、本シリーズの概要をご覧ください。
また、あなた独自のルーティーン帳簿の作成がボタン一つで簡単に始められるよう、
から無料のテンプレートをダウンロードしていただき、より素早く、そして挫折することなく継続的な生活改善に着手していただけたら嬉しく思います。
「ヒュッゲ」
一日の疲れをようやく癒すリラックスタイムですが、あなたはどのように過ごしていますか。
「ヒュッゲ」という言葉も流行したことがあります。
これはデンマークから広まったくつろぎを表すもので、蝋燭に火を灯して温かい飲み物を淹れ、好きなことをしながら自分だけの夜を愉しむというものです。あなたの日中のストレスは測り知れないものがありますので、この時間がわずかな心の“余白”になるのではないでしょうか。僕もデンマーク人の真似をして愉しんでいます。
「サーカディアンリズム」に逆らわない流れでいくと、この時間には能動的なアウトプットよりも、読書や一日の整理・復習・暗記などに適しているようです。
貴重な時間なので、読書をして知識をインプットする時間にあてています。入浴時に読書をする人は別の時間にあてても良いでしょう。
明日の「ウィルパワー」
ところでこの時間にやるべきオススメルーティーンがあります。
それは翌日の装いを決めてセットしておくことです。
僕たちは翌日に友人や憧れの人と会う予定があれば、誰かに言われなくてもその日のファッションについて考えますよね。
それを前日の夜までに決めてしまうのです。
靴もメイクもファッションも。
ですので前日の夜、明日の天気を調べたら、ファッションは晴れ用なのか雨用なのかが決まります。
雨用ならばレインブーツや濡れても平気な靴とそのカラに決まり、それに合わせたスーツやメイクとしてしまうのです。
曜日によってはゴミ出しの準備も前日のこの時間までに済ませておくと良いでしょう。
ここで認識しておきたいポイントとして、僕たちの決断力には上限値があるということです。もちろんRPGのような何ポイントという見える数字があるわけではありませんが、人は何かを決断し、思考するたびにエネルギー値が消耗していく・・・。
これは実感としてあなたもお持ちではないでしょうか。
この何かを決断するエネルギーのことを、最近では「ウィルパワー」と呼ぶそうです。
誰もが知る米国のある起業家は、黒いタートルネックセーターとジーンズというファッションを定型化させ、一日の決断力に必要なエネルギーを温存していたようです。
一流の経営者らしいこだわりですが、もちろん僕たち普通のビジネスパーソンがそのまま取り入れるのは現実的ではありませんよね。
特に女性はファッションの幅が広く、一日の装いを決めることに時間がかかりがちです。このエネルギー消費により日中のパフォーマンスが下がることを防ぐために、前日の夜までに、翌日朝の装いを決め、予めセットしてしまうのがベストです。
これができたら1点です。
最近では新型ウイルスの影響で人と会う機会は減りましたが、それでもその日の装いを朝起きてからの貴重な時間に考えていては、あっという間に脳のエネルギーが消耗を始めます。
そのほか僕たちサラリーマンは、日中の業務では上司やクライアント、他部署などと会話する中で、何十回と小さな決断を迫られます。
そうしているうち、みるみるウィルパワーが減少し、たくさんの不安で心がいっぱいになるという経験は誰もがしていることだと思います。自分でコントロールできる部分は何としてもウィルパワーを温存することを提案します。
なお、平日にSNSなどのスマホタイムを楽しみたい場合は、自動的に次の就寝(強制的に布団に入る)までがタイムリミットということになります。
帰宅時間は仕事の関係からコントロールできない場合がありますが、帰宅後のいくつかのルーティーンは“諦め”たり短時間で実践すれば、スマホタイムを少しコントロールすることにします。
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