この記事は、
『傷ついた「氷河期・ロスジェネ世代」が自己肯定感を取り戻し、“心の雪解け”を目指すための実験的ブログ』となります。
そしてこの 実験的「氷河期ルーティーン」シリーズ では、
毎日の習慣を一週間単位で完結できるように捉え、あなた独自のルーティーン帳簿を作成していただき、その作業結果に点数を記入していくことで自己効力感を高め、日々の生活を整え、心のゆとりを取り戻していただくことを身近な目標としています。
初めてこの記事に辿り着いた方は、まず始めに
をご覧いただき、本シリーズの概要をご覧ください。
また、あなた独自のルーティーン帳簿の作成がボタン一つで簡単に始められるよう、
から無料のテンプレートをダウンロードしていただき、より素早く、そして挫折することなく継続的な生活改善に着手していただけたら嬉しく思います。
「一掃除、二信心(いちそうじ、にしんじん)」
棄てる作業に似ていますが、物理的に埃や汚れを掃除をすることで、精神的にも心が洗われたような気持になることは説明の必要はないと思います。
禅の本によると、「一掃除、二信心(いちそうじ、にしんじん)」という言葉があって、信じる心以上に掃除が大切なのだそうです。
これも週末のルーティーンでポイントを追加しますが、家で掃除する箇所となるとたくさんありますよね。
玄関や風呂、ベランダや廊下など、エアコンの室外機からカーテンレール・・・。
少し放っておくと埃や汚れはすぐに溜まっていきますし、掃除には終わりがありません。
ここでは掃除した箇所ごとにポイントを追加してあげると良いでしょう。掃除する難易度に応じて点数を増減させても良いでしょう。
僕はトイレ、風呂などの水場と玄関は重要箇所として高得点に設定し、毎週掃除するようになりました。
休日のルーティーンというタイトルですが、キッチンは毎日綺麗にして磨きます。
毎日、あるいは毎週“小掃除”をしているので、年末の大掃除で頑張り過ぎないようになりました。
年末は寒いので、大掃除を始めるのに億劫になった経験はあなたにもあるかと思います。
“整う”ことのエッセンスのひとつに、一時に大きな作業をすることを避け、なるべくフラットにしてなじませることがあると感じています。
「喫茶喫飯(きっさきっぱん)」
オススメの作業方法としては、ここでもやはりYouTubeなどの音声コンテンツを聴き、教養を高めながら実践することをご提案します。
実はこれは正しい禅やマインドフルネスの教えから言うと邪道のようです。
古くから「喫茶喫飯(きっさきっぱん)」という言葉があって、これは目の前にある自分がやるべきことを、ただただ一生懸命に行うことで、ひいてはマインドフルネスを実感できるというものです。
この教えは正しいのだと思います。
ただ、正しいことと、ある人にとっての、そしてある時点・状態でのベストは異なる場合があるはずです。
僕たち忙しい現代人が、ひとつのことだけに集中できる状況は限られています。ひとつの正しいことが全体の総和となったときに、ある人のライフスタイルに照らして無理がかかることがあるということです。
生産性を高める行動と、全力で立ち止まるという相反する二つの行動をルーティーンに取り入れ、一週間や一か月など、ある一定の期間全体を俯瞰して自分を整えるためには、項目ひとつずつそれぞれ100点満点を目指すことは不可能だと“諦める”作業が必要になります。
あなたが子供のころ、学校のテストで95点を取ったのに、100点でなかったために親や教師に褒めてもらえなかったという経験はありませんか。
意識の奥に刷り込まれた、僕たちを責め続けるもうひとりの自分に気づき、教科書どおり完璧に100点を取れなくても、あなた自身を赦してあげてください。
耳で聴いた学習によって自分が高まり、部屋を掃除することで心が“整う”ことで、少しずつ自尊心が高まるのを感じられると思います。
このようにスマホを延々と閲覧するのではなく、聴くツールとして使用するのならば、「スマホ断ち」する努力は必要ありません。
もちろん学習と掃除それぞれに点数は追加します。
余談ですが、僕は平日にはほとんど料理をしませんが、この“ながら啓発”により、週末だけ料理をすることを習慣化することに成功しました。
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