この記事は、
『傷ついた「氷河期・ロスジェネ世代」が自己肯定感を取り戻し、“心の雪解け”を目指すための実験的ブログ』となります。
そしてこの 実験的「氷河期ルーティーン」シリーズ では、
毎日の習慣を一週間単位で完結できるように捉え、あなた独自のルーティーン帳簿を作成していただき、その作業結果に点数を記入していくことで自己効力感を高め、日々の生活を整え、心のゆとりを取り戻していただくことを身近な目標としています。
初めてこの記事に辿り着いた方は、まず始めに
をご覧いただき、本シリーズの概要をご覧ください。
また、あなた独自のルーティーン帳簿の作成がボタン一つで簡単に始められるよう、
から無料のテンプレートをダウンロードしていただき、より素早く、そして挫折することなく継続的な生活改善に着手していただけたら嬉しく思います。
週末(休前日)チートデイ
週に一度か月に一度、頑張ってきたご褒美に自分をあげることも、ルーティーンに含めることを提案します。
一般のサラリーマンの方であれば、主に週末や金曜日の夜などがあげられるでしょう。僕は毎週金曜日に設定しています。
これもルーティーンに取り入れないと、習慣化は不可能といって良いでしょう。
ハードな筋トレをしたりストイックなダイエットをしている方でも、このような日を設け、YouTubeにアップするなどして自分の精神状態に癒しと栄養を補給しているのをよく見かけます。
あなたはどんなことをしたいですか。溢れるほど浮かんでくるのではないでしょうか。
平日に見なかったSNS を見まくる自分を解放することですか。
欲しかったアクセサリーを買ってみたり、一週間我慢していた好きなスイーツを食べに行くのも良いですね。
僕のチートは大好きな食事をお腹いっぱい食べてから、バーに行ってホッとすることです。
僕の場合、ルーティーン帳簿の点数が一定の基準を超えたら、このチートデイを自分に許可するというルールを設定して遊んでいます。これによってウィークデイのモチベーションを維持するようにしています。
涙活
ただ、新型ウイルスの影響などでそれらができない場合のオススメルーティーンがあります。
もし一人の時間が確保できるのなら、イチオシは「感動の涙を流す」日に設定してしまうことを提案します。
いわゆる「涙活」です。
ポイントは悲しい涙ではなく、感動の涙です。
言うまでありませんが、僕たちは日々ストレスを抱えて疲れ切っています。何にストレスを感じているのでしょうか。
そのストレスの種類はあなたの立場や状況によって変わりますが、普遍的なものを一つだけ言い当ててみます。
それは、誰かに認めてもらえなかったストレスではないでしょうか。
あなたが誰かのためにと思ってしていることが、正当に評価されないことによって生じるストレス。
毎日家族のことを思って家事をしているのに、ありがとうの一言も言ってもらえない主婦。上司やクライアントのために徹夜までして仕事をしたのに評価してもらえなかったサラリーマン。
細かいメカニズムは省略しますが、人間と99%の遺伝子が同じと言われるチンパンジーですら、感動の涙を流すことはできないそうです。
人間だけに備わった脳の前頭前野という最も新しく、人間が最も発達している感情と深く結びついている脳の部分・・・。
これには他の動物にはない強力な抗ストレス能力が備わっていたようです。
極度のストレス社会生活の中で、僕たちは緊張状態が優位であることを強いられています。この感動の涙が、脳内で緊張状態からリラックス状態への強力なスイッチング作用が起きることで、自律神経のバランスを整え、ストレス軽減、免疫システム活性化などの効果まで見込めるという研究結果が出ているそうです。
実はこのことに約2500年も前に気づいていたのが、お釈迦様なのだそうです。
それを聞いて僕は驚きましたが、人間はもともと社会的な動物として設計されたがゆえに、人間独自のストレスを抱え込むことになってしまった。それを癒す機能ということなのでしょうか。
いまでは映画やドラマなどのサブスクリプションサービスが進み、自宅でも手軽に愉しむことができますよね。
きっと効果があるので、思い切って投資してみると良いと思います。もしくは感動するような無料の動画もたくさんあるので、何かひとつ試してみることを強くお勧めします。
とにかく一度試してみてください。僕は確かな効果を感じています。
そしてこのようなことをするのは、週末の夜が最も適していると思いませんか。
すっかり擦り減ってしまった心を浄化してから眠りにつけたらどんなに良いことでしょう。ただ、次の休日にもやることがあるので、夜更かししすぎないようにお願いいたします。
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